山崎輝史
名鉄朝倉駅(愛知県知多市)の改札前に15日朝、黒ずくめの怪しい男が立っていた。手に「バールのようなもの」を持ち、通勤通学客をにらみつける。男の正体は、警察官扮する模擬「ドロボウ」。駅の利用者を少し驚かせ、防犯意識を高めてもらう狙いだ。
駅前にある知多署が企画した。県内の侵入盗被害は減少傾向にあるが、全国的には依然高水準。知多市内では空き家を狙う事件も増えている。
知多署の岩瀬明広生活安全課長は「駅の利用者を『ドキッ』とさせ、本物のドロボウにも注意を払ってもらいたい」と話す。(山崎輝史)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル